ガス主任技術者試験 直前対策 模擬試験(基礎科目) ガス主任技術者試験 直前対策 模擬試験(基礎科目)です。本試験は16問中、10問の選択ですが、ここでは10問全て解答してください。 勉強 - その他 主任技術者 ガス 主任 技術者 乙種 基礎 直前対策 Q1ボイルシャルルの法則を説明しているもので正しいものはどれか。 選択肢温度一定は、圧力×体積は、減少する。温度一定は、圧力×体積は、一定である。温度一定は、圧力×体積は、増大する。温度一定は、圧力×体積は、不定である。 Q2次の物理法則を説明しているもので、正しいものはどれか。 圧力が一定のとき、一定量の気体の体積は、温度が1℃上がる毎に、少しずつ増大する。・・① 一定の温度で、液体に溶解する気体の重量は、気体の圧力に比例する。・・② 選択肢①ボイルの法則 ②ラウールの法則①シャルルの法則 ②ラウールの法則①ボイルの法則 ②ヘンリーの法則①シャルルの法則 ②ヘンリーの法則 Q3定圧比熱と定積比熱の関係式に関する説明で、正しいものを選べ。 Cp=CV+R 選択肢CPは定圧比熱、CVは定積比熱を表す。定圧比熱が大きいのは、圧力一定の条件では外部に仕事をするためである。CPは定圧比熱、CVは定積比熱を表す。定圧比熱が大きいのは、圧力一定の条件では内部に仕事をするためである。CPは定積比熱、CVは定圧比熱を表す。定積比熱が大きいのは、容量一定の条件では外部に仕事をするためである。CPは定積比熱、CVは定圧比熱を表す。定積比熱が大きいのは、容量一定の条件では内部に仕事をするためである。 Q4発熱量の説明で、空白に入る用語で正しいものはどれか。 燃料の発熱量を測定する場合に、燃料中の水素の燃焼により生じた水蒸気または、凝縮した水の状態が考えられる。従って、この水蒸気の状態によって発熱量は異なった値となる。この差異である(① )を含む発熱量を(② )といい、(① )を含まない場合を(③ )という。 選択肢①潜熱 ②真発熱量 ③総発熱量①顕熱 ②真発熱量 ③総発熱量①潜熱 ②総発熱量 ③真発熱量①顕熱 ②総発熱量 ③真発熱量 Q5燃焼範囲に影響を及ぼす要素の説明で、正しいものはどれか。 選択肢温度が高いときは、熱の逸散速度が速くなるので、燃焼範囲は広くなる。圧力が高くなると反応速度は遅延され燃焼範囲は狭くなる。容器の大きさは、容器が小さいと冷却効果の影響を受けて燃焼が維持できなくなる。不活性ガスが混合すると、その量に応じて燃焼範囲は広くなる。 Q6流体の流動に関する説明のうち、最も不適切なものはどれか。 選択肢層流から乱流に変わるときの速度を臨界速度という。臨界レイノルズ数は、おおよそ2,300~2,400である。定常状態で完全流体が移動している場合は、その両端で、エネルギーは等しい。これをベルヌーイの定理という。定常状態で完全流体のエネルギーは、運動エネルギー、位置エネルギー、圧力エネルギー、摩擦エネルギーの合計である。 Q7流量の測定で、流速と関係のあるほかの量を測定し、この値から流量を求める方法が、間接法と呼ばれる。選択肢の中で、間接法でないものはどれか。 選択肢湿式ガスメーターピトー管オリフィスメーターベンチュリーメーター Q8伝熱に関する説明で誤っているものはどれか。 選択肢伝熱には、伝導、対流、輻射の3つの過程がある。平板壁輻射では、伝熱量は、温度差に比例し、距離に反比例する。これをフックの法則という。対流伝熱では、温度差に、その面積、熱伝達係数を乗じた値が熱伝達量である。輻射伝熱では黒体の全波長の強さを積算したものを全輻射といい、ステファンボルツマンの法則で表される。 Q9軟鋼の引張り試験での応力ひずみ線図に関する説明で正しいものはどれか。 選択肢強度計算による降伏点は、上降伏点を指し、この点で弾性破損、塑性変形が生ずるとしている。弾性限度までは、フックの法則が成立する。最大荷重点に相当する応力を破壊強さという。多くの材料は、応力ひずみ線図が明確に描かれる。 Q10金属材料の特徴について誤っているものはどれか。 選択肢材料は高温において長時間一定応力を加えておくと、ひずみが時間とともに増加し、引張り強さよりはるかに小さな応力で破壊する。これをクリープという。低温でもある応力以下では、クリープが停止するようになり、この限度の応力をクリープ限度という。金属は一般に温度の降下とともに引っ張り強さ、降伏点、硬度が増し、伸び、絞り、衝撃などの靭性が低下する。これを低温脆性と呼ぶ。水素が高温高圧下で鋼材中の炭素と反応し、メタンを生成し、鋼材をもろくさせる現象を水素脆性と呼ぶ。